SOFT DARTS WORLD CHAMPIONSHIP THE WORLD

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TOP コラム Feature Story - Alex Reyes -

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ついに頭角を現したアレックス・レイズ

フランスで行われたTHE WORLD 2016 STAGE 2で、初優勝を果たしたアメリカのアレックス・レイズ。2010年にソフトダーツと出会い、わずか6年で世界の頂点に立ったレイズだが、この勝利が決してラッキーでも番狂わせでもないことは、昨シーズンの戦績を振り返れば明白だ。
THE WORLD初挑戦となった2015年。レイズは2度ほど準決勝進出を果たしたが、STAGE 3ではレオナルド・ゲイツ、STAGE 7ではボリス・カリチュマーと、年間チャンピオンの座を争う二人のトップランカーに行く手を遮られることとなった。しかし、他のステージでも好成績を残し、最終的には年間ランキングで7位にランクイン。ゲイツの目覚ましい活躍とボリスの2年連続チャンピオンという話題に影を潜めてしまったものの、初挑戦で7位という実にセンセーショナルな結果は、ステージ制覇を果たす日がそう遠くないことを存分に物語っていた。
「この喜びを表す言葉が見つかりません。いや、この気持ちはきっと誰にも表現できないでしょう。それほどまでに嬉しいです」
今もなお、興奮冷めやらぬ様子で初優勝を語るレイズ。今回の優勝は、2015年に大きな壁として立ちはだかったゲイツとカリチュマーを直接対決で破って得た栄冠だけに、その喜びも格別なものに違いない。

世界王者を下した価値ある一勝

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「カリチュマーは2年連続で世界最強の栄冠を手にした選手。他の選手と同様に、彼を倒すことも目標としていたので、準決勝で勝ったときは大きな達成感と同時に肩の荷が下りるのを感じたんです。それが弾みとなり、良い状態で決勝戦に挑むことができました」
激しいシーソーゲームとなったカリチュマーとの準決勝。最終レグでクリケットをチョイスしたレイズは、後攻ながらも2ラウンド連続で決めた9マークでリードを奪うと、そのままカリチュマーの反撃を許さずに勝利を決めた。
「彼とは友達でよく話をしています。今回の優勝も喜んでくれていましたが、私と同じように競争心が非常に強い選手なので、リベンジに意欲を燃やしているに違いありません。次に対戦するときは、さらに勝つことが難しくなるでしょうね」
レイズ対カリチュマー。この戦いもまた、今後はTHE WORLDの見どころになりそうだ。

親友との約束を果たした決勝戦

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THE WORLD史上初のアメリカ人選手同士の対戦となったゲイツとの決勝戦は、レグカウント3-1でレイズが勝利。ともに一投もミスをしない完璧なゲーム展開のなか、先攻のレイズが14ダーツでフィニッシュを決めたレグ4は、名勝負として多くのファンの記憶に残る一戦となった。
「ゲイツは大切な親友で、一緒に野球をしたり、家族ぐるみで付き合いがあります。心から尊敬していますし、対戦はもちろん、ペアを組んでダブルスやイベントに出場することで多くのことを学んできました。彼とは以前から、お互いに決勝の舞台で会いたいと話をしていたんです。優勝も然ることながら、それが叶ったことが本当に嬉しいです」
THE WORLD以外のトーナメントや練習試合も含め、ゲイツと対戦する機会が多いというレイズ。お互いのプレイを熟知した仲だからこそ、決勝の舞台でも舞い上がることなく、高い集中力を維持できたと話す。
「試合に勝つために必要なことは集中すること。ほんのわずかなことで集中力が妨げられ、それがミスに繋がって負けることはよくあることです。そういった意味でも、初優勝がかかった決勝戦の相手がゲイツで本当に良かったと思います。勝手を知る相手だったからこそ、しっかり自分のプレイに集中し続けることができました」

初優勝の先にある新たな目標

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「ダーツをはじめてから、できる限り毎日練習するように心掛けています。決まった練習メニューというものはなく、つねに小さな目標を設定して練習するんです。試合においても同じで、必ず目標を設定しています。そして、そこに一歩でも近づく努力をすることが何よりも大切です」
目標を持つことの重要性を強く語るレイズ。ステージ優勝という目標を果たした今、彼がその先に見ているものはいったい何なのだろうか。
「多くのステージで優勝し、年間チャンピオンの獲得とGRAND FINALへの出場を果たすことです。たとえ勝てなくても、素晴らしいプレイでファンの声援に応えたいですね。どんなに遠くに離れていても、家族や友人、そしてファンの皆様の気持ちは強く感じ取ることができます。これが掛けがえのない心の支えであり、感謝の言葉も見つかりません。この気持ちを、素晴らしい結果として残し続けられるように頑張っていきます」
これまでTHE WORLDにおいて、アメリカの選手が年間チャンピオンに輝いたことは一度もない。
昨年あと一歩のところまで迫ったゲイツと、STAGE 2制覇で名実ともに世界の強豪入りを果たしたレイズ。アメリカの新興勢力とも呼べる彼らが、歴史的快挙を成し遂げるのか。今後の動向から目が離せない。

開催迫るTHE WORLD 2016 STAGE 3。8/14(日)のLIVE生中継をお楽しみに!